藤井翔悟コンサルティングFUJII SHOGO CONSULTING
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広告費が消える前に見るべき3つのズレ — リサーチ不足は商品・訴求・媒体を外す

広告媒体を変える前に、商品、訴求、顧客行動のズレを確認していますか。藤井塾Vol.2をもとに、リサーチ不足で広告費が無駄になる構造と、少額テストで学習を残す方法を解説します。

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AUTHOR

藤井翔悟

株式会社藤井翔悟事務所 代表取締役 / 理学療法士

理学療法士として医療現場でキャリアを開始後、治療院経営で起業。自身の事業を年商10億円規模まで成長させた経験をもとに、治療院経営・ヘルスケア経営・企業変革を現場実装型で支援している。

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広告は経費ではない!

広告費を単なる支出で終わらせず、次の判断材料へ変える視点を公式YouTubeの関連動画でも解説しています。

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媒体を疑う前に、設計のズレを疑う

配布先や広告プラットフォームは、設計されたメッセージを運ぶだけです。

チラシで反応がなければWeb広告へ、Web広告で反応がなければSNSへ。この移動を繰り返しても、誰に何を約束するかが曖昧なら改善しません。媒体は原因ではなく、設計の結果を増幅する装置です。

最初に確認するのは、商品、訴求、行動の三つです。商品は本当に顧客が求める変化へつながっているか。訴求は患者さんが使う言葉になっているか。行動は、問い合わせ方法や受付時間が対象者の生活に合っているか。

三つを分けると、広告費を増やす前に直せる箇所が見えます。

DIAGRAM

広告費を消す3つのズレ

ROOT CAUSE

リサーチのない広告出稿

仮説の根拠がないまま露出量だけを増やす。

1

商品

患者が望む変化と提供内容がずれる。

2

訴求

専門家の言葉で悩みが伝わらない。

3

行動

予約方法が顧客の生活と合わない。

媒体の前に、商品、訴求、行動導線の一致を確認します。

出稿前に答える3つの質問

顧客、商品、競合の順に事実を集め、広告仮説を一文にします。

顧客については、どんな状態で、何をきっかけに、どの言葉を見て行動したかを確認します。商品については、特徴が患者さんの生活にどんな意味を持つかを整理します。競合については、同じ対象者へ何を約束し、どの価格と導線を使っているかを見ます。

三つの答えが揃ったら、『誰に、どんな困りごとを、どの価値で解くか』を一文にします。一文にできなければ、まだ広告へ出すには情報が足りません。

完璧な答えは不要です。必要なのは、何を確かめるための広告なのかが説明できることです。

DIAGRAM

広告仮説を作る3つのリサーチ

1

顧客

VOICE

困りごと、行動のきっかけ、選択理由。

2

商品

VALUE

特徴が患者の生活に与える意味。

3

競合

CONTEXT

比較される約束、価格、予約導線。

顧客、商品、競合の事実が交わるところに、最初の訴求仮説を置きます。

広告費を、露出費ではなく学習費として設計する

何を学べたかが残れば、小さな失敗は次の精度を上げます。

広告は一回で当てる賭けではありません。藤井先生が繰り返すのは、小さく実装し、数字で検証し、効いた施策だけを残すことです。使った金額だけを見れば失敗でも、仮説と結果が残れば次の判断材料になります。

最初のテストでは、対象、見出し、オファー、配布条件を固定し、予算上限を決めます。問い合わせがなかった場合も、配布数、閲覧数、クリック、電話、フォーム開始など途中の反応を残します。

測れない広告費は消えます。何を変え、どの数字を見て、次に何を判断するかを先に決めてください。

DIAGRAM

広告費を学習へ変える3段階

STEP 1

仮説

誰に何が響くかを一文にする。

STEP 2

少額テスト

条件と上限を決めて出す。

STEP 3

判断

結果と次の変更を記録する。

仮説、少額実装、判断記録の順に進めると、失敗も再利用できます。

失敗を繰り返さない広告テスト台帳

施策名ではなく、仮説、条件、数字、解釈、次の一手を一行で残します。

広告記録が『7月にチラシを撒いた』だけでは、次回に使えません。最低限、対象者、見出し、オファー、配布・出稿条件、予算、反応、解釈、次の変更を残します。

重要なのは解釈と事実を分けることです。『見出しが弱かった』は解釈で、『5,000枚配布し問い合わせ1件』が事実です。解釈には、患者さんへの聞き取りや競合比較という根拠を添えます。

次回は一つだけ変えます。見出しと価格と配布地域を同時に変えると、学習が消えます。

DIAGRAM

広告テスト台帳の4列

01

仮説

誰に何が響くと考えたか。

02

条件

見出し、オファー、媒体、上限。

03

結果

途中反応と最終反応の事実。

04

次の変更

一つだけ何を変えるか。

FIRST DOMAIN

記録が残る広告だけが、次の集客を強くする。

仮説から次の変更までを一続きで残します。

今日やること — 直近の広告を3つのズレで監査する

新しい広告を作る前に、最後に使った広告から学びを回収します。

直近に使ったチラシ、Web広告、SNS投稿のいずれか一つを選び、商品、訴求、行動の三つに分けてください。患者さんが求める変化が書かれているか、患者さんの言葉になっているか、迷わず予約できるかを確認します。

次に、その広告の事実を集めます。配布数や表示数、反応数、問い合わせ時に聞いた言葉を並べます。データがない項目は、次回から必ず取る項目として台帳へ追加します。

最後に、今週変える一箇所と、判断に使う数字を決めます。広告費を増やすのは、その一つを確かめてからです。

PRACTICAL PROGRAM

治療院の新規集客を、チラシから実践する

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よくある質問

反応が悪い時、最初に媒体を変えるべきですか?

先に商品、訴求、行動導線のズレを確認してください。誰に何を約束するかが曖昧なまま媒体だけ変えると、同じ設計ミスを別の場所で繰り返します。

少額テストでは何を固定すべきですか?

対象者、見出し、オファー、配布・出稿条件を記録し、一度に変える要素は一つにしてください。予算上限と判断する数字も出稿前に決めます。

問い合わせゼロなら、広告から学べることはありませんか?

表示、クリック、フォーム開始など途中の反応を残せば、どこで止まったかを推測できます。患者さんや見込み客への聞き取りも加え、次に変える一箇所を決めてください。

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