添削を受けたのに動けない — 治療院のリサーチシート実装が止まる「2つの作業の混在」と今日動き出す3ステップ
添削やコーチングのフィードバックをもらったのにリサーチシートが更新できていない。その原因は「フォーマット移行」と「内容実装」という2種類の作業を混ぜて考えているからです。藤井塾Vol.4の講義から、フィードバックを受けた後に止まる3つの場所と、今日から動き出す3ステップを解説します。

AUTHOR
藤井翔悟
株式会社藤井翔悟事務所 代表取締役 / 理学療法士
理学療法士として医療現場でキャリアを開始後、治療院経営で起業。自身の事業を年商10億円規模まで成長させた経験をもとに、治療院経営・ヘルスケア経営・企業変革を現場実装型で支援している。
「添削をもらって止まっている」は珍しいことではない
コーチングやセミナーで学んでも、学んだことが現場に落ちない。この現象には名前があります。
治療院の経営改善に取り組んでいると、「勉強はしているのに何も変わらない」という感覚に陥ることがあります。セミナーで良い話を聞いた、コンサルの先生にシートを添削してもらった、課題を提出してフィードバックをもらった。なのに、翌週も同じ状態で動いている。これは学ぶ姿勢の問題でも、やる気の問題でもありません。
インプット(知識を受け取ること)とアウトプット(実際の作業に落とすこと)の間には、目に見えにくい障壁があります。この障壁をそのままにしていると、どれだけ良い添削をもらっても動けません。
藤井塾Vol.4のセッションでは、複数の受講生が「リサーチシートの作業が止まっている」と報告しています。その理由は人によって異なります。「どこに書いたかわからない」「競合リサーチに時間がかかって嫌になった」「添削後に止まっている」。ただし、どのケースでも藤井先生がまず行うことは同じです。「今どういう状況か」を具体的に聞き、「次に何をするか」を一つだけ決める、というシンプルなアプローチです。
この記事では「添削後に止まっている」というケースに焦点を当てます。なぜなら、このケースには「2つの作業が混在している」という特有の原因があり、それを知ることで多くの治療院経営者が今日から動き出せるようになるからです。添削(ここでは、先生やコンサルタントが自分の課題・リサーチシートを見て直し方や改善点を伝えること)を受けた後のケースを詳しく見ていきましょう。
まず基本の確認から始めます。治療院のリサーチシートとは、顧客リサーチ(どんな患者さんが来るかを調べた記録)・商品リサーチ(自院の特徴を書き出した一覧)・競合リサーチ(近隣の院を調べた記録)の3種類をまとめた表です。このシートを元に広告のコピーを書いたり、チラシの訴求(どんな言葉で患者さんに呼びかけるか)を決めたりします。シートを正確に埋めることが、集客改善の土台になります。
DIAGRAM
「止まっている」と「動けている」の違い
止まっている状態
フィードバックをもらった → そのまま放置
インプットは受け取ったが、次の作業が何かが明確になっていないため動けない。
動けている状態
フィードバックをもらった → 移す作業と実装作業に分けた → どちらか一方を今日やる
2つの作業を別のタスクとして認識しているため、今日やる作業が決まる。
根本原因 — 「フォーマット移行」と「内容実装」を1つの作業だと思っている
添削後に止まる最大の原因は、2種類の別々の作業を「1つの大きな作業」として捉えていることです。
藤井塾のセッションで聞こえてきた言葉を、少し整理して紹介します。添削後に止まっているある受講生はこう言いました。「自分のExcelに全部書いていたのですが、このシートに移す作業がまだ慣れていなくて」。これを聞いた藤井先生がすぐに答えます。「じゃあ、移す作業とフィードバックをもらった後の実装作業、この2つをやる感じですね」。
この藤井先生の言葉に、解決のヒントが全部入っています。実は2つの全く別の作業が一つになっていたのです。作業1は「今まで自分が書いていたExcelのデータを、標準シートのフォーマットに移す」という変換作業(フォーマット移行)。作業2は「添削でもらったフィードバックの指摘を、シートの内容に反映させる」という改善作業(内容実装)です。
フォーマット移行(作業1)は、中身を考える必要がありません。すでに書いた内容を、別の形式に貼り替えるだけです。今日15分あれば始められます。一方、内容実装(作業2)は、フィードバックの意図を理解して、シートの内容をより良くしていく作業です。思考が必要です。30分から1時間かかることもあります。
この2つを「リサーチシートを完成させる」という1つの作業として捉えていると、頭の中では「フォーマット移行もしながらフィードバックも反映しながら完成させなければならない」という巨大なタスクになってしまいます。頭の中でタスクが大きくなればなるほど、始めにくくなります。これが「止まる」の正体です。
解決策は単純です。2つを別のタスクとして名前を付けることです。「今日の作業:Excelのデータをシートに移す」と書くか、「今日の作業:フィードバックの指摘1件目を反映する」と書くか。どちらか一つを今日やる。もう一つは明日でもいい。2つを同時にやろうとしないことが、止まりを解消する最初の一歩です。
DIAGRAM
添削後の2種類の作業を分解する
フィードバックを受け取る
先生から添削内容・改善点が届く
作業1:フォーマット移行
自分のExcelやメモを、標準シートの形式に貼り替える(中身を変えない)
作業2:内容実装
フィードバックの指摘を確認し、シートの内容を一つずつ改善する
テスト・確認
更新したシートを広告やチラシに使ってみて、反応を確認する
FIRST DOMAIN
作業1と作業2は別の日に行ってよい
添削後に止まる「3つの場所」— フォーマット・理解・完璧主義
止まる理由は人によって少し違います。どの場所で止まっているかを知ることが、動き出す出発点です。
添削後に止まる場所は、大きく3つに分けられます。場所1は「フォーマット(書き込む形式)がわからない」という問題です。自分のメモはあるが、どのシートのどこに書けばいいかわからない。標準のリサーチシートとExcelのどちらを使えばいいのか迷う。貼り付ける場所を探しているうちに時間が過ぎてしまう。これがフォーマット問題です。
場所2は「フィードバックの意図が理解できていない」という問題です。添削で「もっとベネフィットを具体化してください」と言われた。でも、どのくらい具体的にすればいいかがわからない。良い例を見せてもらっていないので、正解のイメージがない。「わかった気」はするが、実際に手を動かそうとすると何も書けない。これが理解問題です。
場所3は「全部を一度に完璧に直そうとしている」という問題です。フィードバックが5件あったとして、5件全部を一日で直そうと考える。または、フォーマットを完璧に整えてから内容を書こうと考える。大きなゴールを設定したために、どこから手をつければいいかわからなくなっている。これが完璧主義問題です。
藤井塾Vol.2では「構え、撃て、狙え」という言葉が出てきます。意味は「完璧に準備してから始めるのではなく、まず動いて、動きながら精度を上げていく」ということです。これはマーケティング(集客)の文脈で語られますが、リサーチシートの実装にも同じことが言えます。完璧なシートを目指してから動こうとするよりも、今日一つだけ動かすことの方が大切です。
3つの止まる場所は別々に見えますが、共通点があります。どれも「次にやる作業が一つに絞れていない」という状態です。フォーマット問題なら「今日はシートを開いてコピーペーストだけする」、理解問題なら「フィードバックの1番目の指摘だけを読んで1行直す」、完璧主義問題なら「今日は1件だけ修正して終わりにする」。一つに絞ることが、どの止まり方にも効く基本の処方です。
DIAGRAM
添削後に止まる3つの場所
1
どのシートのどこに書けばいいかわからない
場所1:フォーマット問題
解決策:今日は形式の移し替えだけを15分やる。内容は変えない。
2
フィードバックの意味がよくわからない
場所2:理解問題
解決策:フィードバックを1件取り出して「これは何を直せばいいか」を一文で書き直す。
3
全部を一度に完璧に直そうとしている
場所3:完璧主義問題
解決策:今日は1件だけ直す。残りは明日以降にまわす。
ステップ1 — 「シートへの移し作業」を今日の独立したタスクにする
フォーマット問題で止まっている方へ。今日の最初のタスクは、内容を変えずに形式だけ移すことです。
フォーマット移行は、内容の正しさを問わない作業です。今持っているメモ・Excel・手書きのノート・どんな形式でも構いません。それを今日標準のリサーチシートに「貼り替える」だけです。文章の善し悪しを判断しない、書いてある内容を深く考えない。ただコピーして貼るだけです。
標準のリサーチシートとは、顧客リサーチ・商品リサーチ・競合リサーチの3タブ(シートの分類)が入った表のことです。藤井塾ではこの形式を使うことが推奨されています。「このシートにやっていないので移す作業がわからない」という場合は、シートを開いて各タブを確認することから始めます。
移し作業のポイントは3つです。1つ目:内容を改善しようとしない。今あるものをそのまま移す。2つ目:全部を今日終わらせようとしない。顧客リサーチタブだけ、または商品リサーチタブの最初の10行だけ、など区切りをつける。3つ目:空欄があっても構わない。今日わかる範囲で貼り替えれば十分です。
よくある誤解は「移す作業をしながらフィードバックも反映しようとする」ことです。これをやると、どちらの作業も中途半端になります。移す作業は「今持っているものをシート形式に貼り替えること」だけです。フィードバックを反映するのは、移し作業が終わってからの別の日です。2つを同時にやろうとしないことがポイントです。
時間の目安は15〜30分です。今持っているメモや記録が少ない場合は10分で終わることもあります。多い場合は複数日に分けても構いません。「今日はここまで」という区切りを決めてから始めると、途中で止まらずに作業できます。移し作業が終わったら、次のステップ2(フィードバックの内容実装)に進みます。
DIAGRAM
フォーマット移行の3ルール
1
ルール1:内容を変えない
今ある文章をそのまま貼り替える。改善は後でいい。
2
ルール2:今日の範囲を決める
全部を今日やろうとしない。1タブか10行かを先に決める。
3
ルール3:空欄は空欄のまま
今日わからないことは書かなくていい。後で追加できる。
移し作業 ≠ 内容改善
ステップ2 — フィードバックを「1件ずつのリスト」に変換してから実装する
理解問題で止まっている方へ。フィードバックを一つの文章として受け取っていると、作業が見えません。リストに変換します。
添削のフィードバックは、多くの場合「コメントの束」として届きます。「もっとベネフィットを具体的に書いてください」「競合リサーチの価格欄が空白です」「顧客リサーチのターゲット像をもっと絞ってください」など、複数の指摘がまとめて届くことがよくあります。これを全体として受け取ると、どこから手をつければいいかわからなくなります。
解決策は、フィードバックを「1件ずつの作業リスト」に変換することです。やり方は簡単です。今日もらったフィードバックを読んで、一つひとつの指摘を別の行に書き出します。「指摘1:商品リサーチのベネフィット欄を具体的にする」「指摘2:競合リサーチの価格欄を埋める」「指摘3:顧客リサーチのターゲット年代を絞る」という形です。
リストができたら、一番簡単に終わりそうな指摘を一つ選びます。「価格欄が空白」という指摘なら、競合のホームページを開いて価格を記録するだけです。30分以内で終わります。「ベネフィットを具体的にする」という指摘は少し考える必要があるので、今日はそちらを後回しにしてもかまいません。
フィードバックの意図がわからない場合は、先生やコンサルタントに「指摘1について、どんな状態になれば改善と言えますか?」と質問する作業を、今日の一つのタスクにします。実際に直す作業ではなく、「理解するための質問をする」作業を一つ進めるだけでも前進です。動けないまま1週間が過ぎるより、質問を送った方が何倍も速く動き出せます。
フィードバックのリスト化で重要なのは、全部を今日やろうとしないことです。5件の指摘があれば今日は1件だけ選んで終わらせます。残り4件は明日以降にまわします。リサーチシートは一日で完成するものではありません。一件ずつ改善を積み重ねていくものです。藤井先生が塾で何度も語る「リサーチは止まることなくずっと続けていくもの」という言葉は、一日で完成させるものではなく少しずつ育てるものだという意味でもあります。
DIAGRAM
フィードバックを「リスト」に変換する
変換前(止まりやすい)
「添削のフィードバックを全部反映する」
タスクが大きすぎて、どこから始めるかわからなくなる。
変換後(動き出せる)
「指摘1: 価格欄を埋める(今日の分)」
一件に絞ることで、今日30分でできる作業になる。
ステップ3 — 「今日30分で終わる最小の作業」を一つ決めてから始める
完璧主義問題で止まっている方へ。今日の作業ゴールを「完成」から「1つだけ進める」に変えます。
藤井塾Vol.2で紹介される「構え、撃て、狙え」という考え方があります。通常、人は「狙って(目標を定めて)→構えて(準備して)→撃つ(実行する)」という順番で動こうとします。でもマーケティングでは「構えて→撃って→そこから狙いを修正する」の順番が効きます。まず行動して、行動の結果から精度を上げていくということです。
リサーチシートの実装でも同じことが言えます。完璧なシートを作ってから使おうとするのではなく、今日一つ直して使ってみて、反応を見ながら次を直す。この順番です。「完成させてから始める」という考え方が、止まりを生んでいます。
「最小の作業」を決める方法は簡単です。今日やろうとしている作業の前に「今日、ここまで終わったら完了と決める」を一文で書きます。例えば「商品リサーチの1〜10行目のベネフィット欄に、患者像のメモを1行ずつ書き足す」。これが今日の完了条件です。10行以上は今日やりません。11行目以降は明日です。
「最小の作業」は、一般的な目安として「今日30分で終わるもの」を基準にしてください。自分の時間に余裕があれば少し多めに設定してもかまいませんが、「今日絶対に終わらせる」と言える量に絞ることが大切です。半端に終わると次も半端になりやすく、完了の感覚が得にくいことから始めることへの抵抗感が強まります。
治療院経営者は施術・経営・雑務など多くのことを同時に抱えています。リサーチシートの更新に毎日2時間かけることは現実的ではありません。だからこそ、毎日15〜30分の最小の作業を積み重ねていく習慣が重要です。藤井先生がセッションで各受講生に「今日やることは何ですか」と聞き、それぞれが「今日この作業をします」と答える場面が印象的です。大きな完成を目指すのではなく、今日の一つを決めることが、長期的な改善の積み重ねになります。
一つ注意点があります。「最小の作業」を決めた後、やり始めてみると思ったより早く終わることがあります。終わった後に「もう少しやろう」と感じれば次の作業に進んでかまいません。でも、最初から「できれば全部やる」という気持ちで始めると、また作業が大きくなって止まりやすくなります。最初は「1つだけ」と決めて始め、終わったら判断する、この順番です。
DIAGRAM
「最小の作業」を決める4つの手順
止まっている場所を特定する
フォーマット・理解・完璧主義のどれか
今日30分で終わる作業を一つ選ぶ
作業の量を「10行」「1件」など具体的な数字で決める
「今日ここまで終わったら完了」を一文で書く
完了条件を先に決めておく
終わったら記録して明日の作業を決める
今日の進捗をシートか手帳に記録し、明日やることを次に決める
FIRST DOMAIN
完成ではなく「今日の1つ」がゴール
藤井先生が使う「現状確認→次の一手」診断アプローチ
藤井塾のセッションで見えてくる、止まりを解消するシンプルな診断の型があります。
藤井塾Vol.4のセッションでは、複数の受講生が一人ずつ「今どういう状況か」を報告する場面があります。リサーチシートの進捗確認です。受講生たちの状況はそれぞれ違います。「顧客リサーチだけ完了している」「競合リサーチが半年止まっている」「添削後に止まっている」「シートの場所がわからない」「技術に自信があるので競合を調べていない」。
注目したいのは、藤井先生の返し方です。どの受講生に対しても、最初の言葉は「今どういう状況ですか」「それで今日何をやりたい感じですか」というシンプルな確認です。状況を聞いて、次にやることを1つ明確にする。この2つだけです。アドバイスが長くなることはなく、「じゃあ今日はこれをやる感じですね」という確認で終わります。
この「現状確認→次の一手」のアプローチは、自分でも使えます。週に一度、リサーチシートの前に座って「今どういう状況か」を一行書くだけです。「商品リサーチは30個書いた。残り20個が空白。競合リサーチは4月以来触っていない」。これが現状確認です。次に「今日30分でできることは何か」を考えて一つ決めます。これが次の一手です。
現状確認を「今日やること」の前に挟む理由は、止まっている場所を言語化するためです。言語化できれば、止まりの原因(フォーマット・理解・完璧主義のどれか)が見えてきます。原因が見えれば、今日の作業が決まります。このサイクルを週に一度まわすだけで、リサーチシートは少しずつ育っていきます。
もう一つ藤井先生のアプローチで印象的なことがあります。「全部できていなくてもいい」という前提で話を聞いていることです。「顧客リサーチが1件しかできていない」と報告した受講生に対して、「じゃあ残りをやってください」とは言いません。「まだのところをやってみてください、一度全部完成させる作業を」と、一回完成させることの意義を伝えながら、今日やることを一つ決めます。完璧を求めるのではなく、まず一回完成を体験させることを優先しています。
今日やること — 止まっている場所を「1行」で書き出す
3分でできます。シートの前に座る前に、今どこで止まっているかを一行だけ書きます。
今日やることは1つだけです。メモ帳か手帳を開いて、「自分は今どこで止まっているか」を一文で書きます。「移し作業の途中で止まっている」「フィードバックをもらったが1件目の意味がわからない」「全部を一度に直そうとして手が止まっている」。どれが当てはまるかを書くだけです。これに3分あれば十分です。
一文を書いたら、今日30分でできる作業を決めます。フォーマット移行で止まっているなら「今日は1タブだけコピーペーストする」。フィードバックの理解で止まっているなら「指摘を一件ずつリストに書き直す」。完璧主義で止まっているなら「1件だけ修正して今日は終わりにする」。どれか一つを選んで、今日やる作業として手帳に書きます。
大事なことをもう一度確認します。今日のゴールは「リサーチシートを完成させる」ことではありません。「今日決めた1つの作業を終わらせる」ことです。1つ終わったら今日は完了です。明日また「今どういう状況か」を確認して、次の1つを決めます。このサイクルが続くことで、リサーチシートは少しずつ完成に近づきます。
藤井先生がVol.2で語る集客改善の本質は「テスト思考」です。「一発で当てようとするな、小さく試して改善を積み重ねろ」という意味です。リサーチシートの実装も同じです。一日で完璧なシートを作ろうとするのではなく、今日1件、明日1件と積み重ねる。その積み重ねが、3か月後に広告で使えるシートになります。今日止まっている場所を一行書くことが、その積み重ねの最初の一歩です。
添削をもらってから動けなかった時間は失われた時間ではありません。動けなかった理由がわかった今日から、止まりは解消できます。今日一つ動くことができれば、明日はさらに一つ動きやすくなります。完成を急がず、今日の一つを積み重ねることが、治療院経営のリサーチ実装で実際に機能する方法です。
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よくある質問
添削を受けたシートと、標準のリサーチシートが別のファイルになっています。どちらを使えばいいですか?
標準のリサーチシートに統一することをおすすめします。ただし、今日すぐに判断できない場合は、今持っているどちらのファイルでも「今日1件だけ直す」作業を始めてください。ファイルの統合は、今日の作業と別のタスクとして来週の作業に割り当てます。「どちらを使うか決めてから始める」という状態が、完璧主義の止まりを生みます。まず動くことが先です。
フィードバックが何を直せばいいかわからない場合、先生に質問していいですか?
はい、質問することを強くおすすめします。「指摘の意図がわからない」という状態のまま作業しても、違う方向に進んでしまうことがあります。「この指摘は、どんな状態になれば改善と言えますか?」という質問を一つ先生に送ることを、今日の作業として設定してください。質問を送る作業も、前に進む行動です。
リサーチシートの移し作業を終えたら、次はどうすればいいですか?
フォーマット移行が終わったら、次はフィードバックのリスト化(指摘を一件ずつ行に書き出すこと)です。リストができたら、一番簡単に終わりそうな指摘を一つ選んで今日やります。移し作業とフィードバックの実装は別の作業です。移し作業が終わった日に実装も全部やろうとしなくて大丈夫です。翌日以降に分けて進めても問題ありません。
リサーチシートを更新する時間がなかなか取れません。どうすればいいですか?
1回の作業を15〜30分に絞ることをおすすめします。藤井先生のセッションでも、受講生ごとに「今日やること」を1つに絞って指示しています。週に2〜3回、15分ずつ作業するだけでも、1か月で6〜9時間の積み重ねになります。リサーチシートは毎日長時間かける作業ではなく、短い時間を継続的に使うことで育てるものです。
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